生物多様性
シエリアでは、マンションのランドスケープを
“いのちを育む豊かな植生の創出、周辺緑地等とのエコロジカルネットワークの形成”
という視点から捉え、「シエリアLink Greens プロジェクト」に取り組んでいます。
プロジェクトでは、シエリアのランドスケープが目指すべき姿を
シエリア独自の「生物多様性保全基準」と「デザイン指針」として策定しました。
この基準と指針に則って、生物多様性保全を意識し、
住まう人や地域だけでなく、さまざまないのちにとって暮らしやすい環境を整えていきます。
生物多様性保全基準
エコロジカルネットワークを考慮した蝶の吸蜜植物選定
チョウ類は、種毎に異なる食草を持つなど、植物と密接な関係を持っており、地域の植生の状態を評価するのによい指標となる生き物です。
本プロジェクトでは、マンションの外構を周辺緑地との間のサテライトとして位置付け、地域に生息する蝶の吸蜜植物を採用することで多様な命を守り、将来につないでいくエコロジカルネットワークの形成に寄与します。
その他の主な基準
- ・侵略植物の不採用
- ・在来樹種50%以上採用
- ・地表へのウッドチップ敷設
- ・当社基準の樹木札設置
- 他社との共同事業案件(当社非幹事案件)等、一部対象外となる場合があります
デザイン指針
植生の多様性と階層構造、緑視率を意識した計画
高木、中低木、地被植物といった異なる高さの植栽を組み合わせることで、多様な生物の生息が期待できるとともに、緑視率の向上にも寄与。
生物多様性の保全に加え、デザイン性にも配慮し、住まう人、地域にとって価値あるランドスケープを目指します。
その他の主な指針
- ・単一樹種ではなく、多種多様な樹種の選定
- ・常緑と落葉をバランスよく配置し、季節感を演出
- ・舗装や立上り部、ファニチャー類は植栽との調和を意識
- 他社との共同事業案件(当社非幹事案件)等、一部対象外となる場合があります。
取り組みイメージ
シエリアタワー南麻布
シエリア代官町
(仮称)京橋駅3分マンションプロジェクト
- 掲載の完成予想図は、計画段階の図面を基に描き起こしたもので、施工上の都合または行政官庁の指導等により、外観、外構、仕上、形状、植栽等を変更する場合があります。形状の細部、設備機器・配管類等は一部省略又は簡略化表現しております。植栽は特定の季節の状況を表現したものではなく、竣工時には予想図程度には成長しておりません。(当社非幹事案件)等、一部対象外となる場合があります