グッドデザイン賞受賞

単にものの美しさを競うのではなく、産業の発展とくらしの質を高めるデザインを、
身の回りのさまざまな分野から見いだし評価するグッドデザイン賞。
2023年度は、関電不動産開発で1プロジェクト受賞いたしました。

2023年度受賞作品

木造共用棟「コミュニティHUB」

シエリアシティ明石大久保

「シエリアシティ明石大久保」コミュニティHUBは、カーボンニュートラルに資する木造建築とすることで、集合住宅では事例の少ない木造建築の普及の一助となること、また、ここで過ごす人々の時間を豊かなものにし、地域に賑わいを創出する核となることを目指し、誕生しました。
コミュニティHUBのある「シエリアシティ明石大久保」では、住民間だけでなく地域住民も含めた進化・成熟するコミュニティ形成をコンセプトに「豊かな時間の提供と地域への賑わい創出」を意識した建物計画を行っています。
その中でも木造共用棟はコミュニティ形成の核となる役割を担っており、ひらかれた建築デザインからなる場の提供に加え、ソフトサービスの提供についても多角的な視点から実施しています。
共用棟内ナレッジスクエアにおいては、学童保育を運営し、マンション住民だけでなく地域住民にもご利用いただいており、子供世代の交流を通じたコミュニティを創出しています。
また子育て世代やシニア世代等、様々な年代に向けた地域開放イベントを定期的に開催しており、イベントを通じて参加者が自然と交流できる仕組みづくりを行いました。
住民間の交流についても、コミュニティ活動の運営をサポートしており、今後も共用棟内各施設にて様々な交流活動が行われる予定です。

共用棟外観 /
シエリアシティ明石大久保
共用棟内観 /
シエリアシティ明石大久保
審査員のコメント
大規模分譲住宅が3棟建ち並ぶL型の敷地の中心に設けられたコミュニティ施設であり、木造の大庇が印象的な外観をもつ建築である。
一般的にこのような施設は、集合住宅の住民のみのための共用施設として計画されることが多いが、本件は地域住民にも開かれた運用がなされており、地域を巻き込んだ交流を支える拠点として活発な利用が期待できる施設である。
誰もが気軽に立ち寄ることができ、活動の輪、交流の輪が広がり、成熟して、地域コミュニティが持続していくことを期待している。

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