コラム
2019/09/13
「ベビー・キッズ マッサージ」をご紹介します!
コラム
今回は、ご自宅で開催されているマッサージ教室にお邪魔して、
参加されているお母さん方にも加わっていただいてお話を伺ってきました。
始まりは寝相アートから。
ハロウィンのエレメントがレイアウトされた床に、
ハロウィンのコスチュームをまとった赤ちゃんを寝かせて写真をパシャリ!

続いて、ベビー・キッズマッサージの効用などの説明が丁寧に始まって、
その後オイルを用いたマッサージを行なっていきます。
そもそも、今大ブームと言ってもいいベビー・キッズマッサージの効用について、
細川さんにご教示いただいた内容をご紹介します。

【ベビーマッサージのもたらす効果について】
マッサージによって赤ちゃんは愛され、大切にされていることを実感し、安心感を持ちます。
マッサージは血行やリンパ液の働きを促進して、老廃物を体外へ排出するのを助け、
免疫力が高まり 、肌が丈夫になり、風邪などにも、かかりにくくなるとともに、睡眠時間が長くなり、
夜泣きやぐずりが軽減されるとみられています。
母親の体内では、ストレスホルモンの指標となるコルチゾールの濃度が半減。
女性ホルモンのプロラクチンの分泌が増え、母性が高まり、母乳が出やすくなります。
マッサージ後はお母さんの脳波にアルファ波が増し、お母さんの感受性を高め、
体温も高くなりリラックスした状態になると考えられています。
以上のような効果があるそうですが、
中でも、愛されて大切に育てられているなと赤ちゃんが実感するというお話が印象的でした。
子育てしていく上でいろいろな形で発露する、いわゆる愛着障害を解消して、
両親に愛されている実感を赤ちゃんたちに届けることができるというお話は素敵だなと納得。
参加されているお母さん方も、お友だちのお子さんがベビーマッサージを受けて情緒が落ち着いたというお話を聞いて、
妊婦さんの時からベビーマッサージを受けようとお考えになっておられたそうです。
取材をしていても確かにのびのびと育っている感じが伝わってきました。
何より赤ちゃんたちが可愛くてたまらなかったのが一番の印象です。
また、地域のお母さん方が触れ合える居場所としても機能していて、
孤立しがちなお母さん同士が交流して子育ての悩みを相談し合ったり、
赤ちゃんグッズや離乳食のことなどの情報交換をしたりといった、
子育てコミュニティの拠点としても大切な取り組みだと思いました。
千里山・佐井寺図書館での開催は普段なかなか赤ちゃんと接する時間が持てない
パパのためにも休日の土曜日に実施。
パパがベビーマッサージに参加される比率が高いとのこと。
これからの時代に必要な子育てのカタチのひとつが体現されていて、
取材しながら明るい気分になりました。