都心にありながら、空の青さと木々のぬくもりを感じられる。川沿いを少し歩けば、花々の可憐な彩りが迎えてくれる。中之島にはいつも、水都ならではの瑞々しい風景が息づいている。
ビルの隙間に太陽が沈むころ、中之島は少しずつ装いを変えていく。オレンジ色に染まる街は、まるで絵画の世界に迷い込んだかのよう。まさにマジックアワーと呼ぶべき風景が、ここにある。
やがて夜が訪れると、中之島は幻想的な彩りを纏い始める。バラ園や公会堂のライトアップ、川面をゆく遊覧船、きらめく星々と高層ビル。心地よい静けさに包まれた街には、感性に響く風景が無数にある。