イベントレポート
シエリアサロン大阪梅田ライフデザインミュージアムにて
ライフスタイルイベント
「LIFE DESIGN DAY vol.3」開催
Thema
日常に彩りを与え、
自分らしく居心地のいい
暮らしにつながる
「アートのある毎日」とは
10月20日(日)、関電不動産開発株式会社は、分譲住宅ブランド「シエリア」のコンセプトを実感いただけるイベントとして、同社分譲物件のオーナー様をお招きし、ライフスタイルイベント「LIFE DESIGN DAY vol.3」を開催しました。トークショーとワークショップ共に「アートのある毎日」をテーマにし、来場のみなさまにお楽しみいただきました。
シエリアのコンセプト
シエリアの住まいづくりは
幸せをデザインすることにあります。
そして住まう方には4つのCを通して
「幸せ」をお約束しています。
Comfortable
居心地のいい暮らし
Community
社会にもいい暮らし
Connected
つながりのある暮らし
Creativity
自分らしい暮らし
私たちはこの4つのCで、
住み続けるほどに愛着がわく、そんな住まいを
かたちにしたいと考えています。
トークショー
モデルのはなさんと、アートのサブスクリプションサービスを提供する株式会社Casie代表取締役CEOの藤本翔さんをお招きし、居心地よく、自分らしい暮らしを楽しむためのヒントとなるアートの魅力や、お気に入りの作品の見つけ方についてお話しいただきました。
アートとは -
自分をみがき、つくり上げてくれるもの
はな
20代の頃、モデルの仕事で行き詰まったことがあり、自分には何が足りないんだろうと毎日美術館に通っていた時期がありました。その時にアートから学んだ感性や知識が仕事につながったので、「アートは自分を成長させてくれたもの」だと思っています。
パリでホームシックになった時も現地の美術館で仏像に勇気づけられ、本物を見極められるような人間になりたいって考えましたね。
私は仏像がとても好きなので、普段は洗面所にお気に入りの小さな仏像を置いています。眺めているだけで心が満たされますので、ぜひ仏像のサブスクもお願いしたいです(笑)
藤本
今は平面の絵画だけなのですが、今後、検討してみますね(笑)
美術館の楽しみ方 -
自由に、そしてピンとくる作品だけを楽しむ
はな
私は作品をしっかり印象づけるために、1日に1つの美術館だけ回ることにしています。
それぞれ絵の好みがありますし、メッセージ性が強いアートは受け止めるのがつらい時もあるので、自分のアンテナが反応しなかった作品はスルーしてもいいと思います。
そして、「もしお持ち帰りできるならこの作品がいいな」と心の中で決めています。
藤本
そうですね。
私も「家で飾りたい」と本気で思えるものを選ぶという視点で向き合い、帰りにその作品のポストカードを買っています。
これを繰り返すとアートへの親近感が高まっていきます。
はな
私の場合は美術館で一通り見たら、一番好きな作品に戻ってまた眺めます。デザートとして(笑)、いや「おかわり」かな(笑)?
自宅にアートを取り入れる -
日常で使うものから始める
はな
ピカソが晩年暮らした南フランスに行った時は、ピカソのクッションカバーを買ってきました。そのクッションがあるだけで、ピカソの絵画をすごく身近に感じるのですね。
藤本
私はお酒が好きなので、ぐい呑みグラスや、ビールグラスなど1点物の陶芸作家の作品を集めています。
今日、仕事で頑張った自分に対するご褒美として、お気に入りの器でちょっといい日本酒を飲みながらうっとり眺めています(笑)。
はな
私はさかいあつしさんという、カラトリー作家さんのワークショップに参加し、バターナイフをつくった時は楽しかったですよ。また、ベーグル型の鍋敷きを持っているのですが、熱い鍋を置く度に鍋敷きに焦げ目がついて、ベーグルがどんどん美味しそうに見えてくるんです(笑)。
自分だけの特別なアートを育てている気分ですね。
藤本
アートを育てるって、新しい発想ですね。
アート作品を購入するには -
小さなもの、毎月少しずつでも
はな
フランスでモネが住んでいたという街を訪ねて小さい絵を買ったことがあります。
もちろんレプリカなのですけど、20代の自分としてはすごく頑張った買い物だったんですね。
藤本
素晴らしいと思います。日本では現代アート作品の流通量が極めて少ないので、なかなか作品を世に出せないアーティストが大勢います。
ちなみに私は大学卒業後から、ずっと給料の一部で絵を買うと決めていてずっと続けています。
でも、だんだん飾るスペースがなくなってきて(笑)、今はお気に入りの酒器をディスプレイのように食器棚に並べて楽しんでいます。
部屋が美術館のような雰囲気になりますよ。
はな
私も食器にはこだわりますね。料理に似合う洋服を着せてあげるという感覚で食器を選ぶと、普通の料理がすごく美味しそうに引き立つのです。気に入った器は割れても金継ぎをして使っています。買うまでは悩むけど、出会ったらぱっと買ってしまうタイプかな。
アートをサブスクで借りる -
自分の好みがわかってくる
藤本
5,000人の方にアンケートをとったら、91%の方が絵を買ったことがなく、「理由は値段が高いから」と回答されました。
それで1ヶ月2,200円から、というサブスクでアートをレンタルしようと起業したのです。百万円単位の作品を月々のサブスク料金で借りることができ、季節ごとに年4回変えるという方が多いですね。
はな
選び方がわからない人はどうしたらいいですか?
藤本
家族で話し合って決めるのはコミュニケーションにもなるし、お互いの知らなかった一面も見えて新しい発見があると思います。
基準はなんでもよくて、私は「カワイイ女の子の絵」という不純な動機(笑)から絵画に興味を持ちました。アドバイスがほしい方には、コンシェルジュによるマンツーマンのご相談、質問にお答えいただく診断サービスもあります。
「この絵って好きじゃない」と言われることもあり(笑)、もちろん交換させてもらうのですが、好きでない絵の傾向がわかるだけでも進歩なのですよね。続けるとだんだんと選ぶ力がついてきます。
はな
サブスクで若いアーティストさんたちの支援ができたらいいですよね。
藤本
ほんとにそう思います。気に入ったら作品を買うこともできますし、本人に会うチャンスも生まれます。
作家には面白い人が多くて、話すと知識も豊富で楽しいですよ(笑)
シエリア4つのC -
アートを取り入れて自分らしい暮らしを
藤本
この4つのコンセプトは、全て我々が提供しているサービスそのものなのです。
お気に入りの作品を家に飾るという「アートのある生活」を楽しんでいただけたらと思います。
はな
居心地よく、自分らしい暮らしを楽しむと共に、社会や人とのつながりを大事にするコンセプトがすてきだと感じました。
アートは生活に潤いをもたらす身近なツールですので、みなさんもぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
はなさん、藤本さん、
ありがとうございました
Q&A
参加者から事前にいただいた、
はなさんへの質問に答えていただきました。
Q1
ハッピーな毎日を過ごすために心がけていることは?
A
運気を上げるために口角を上げること。ちなみに世界三大アルカイックスマイル(古典的微笑)は、スフィンクス、モナリザ、奈良県中宮寺の本尊である菩薩半跏思惟像(はんかしゆいぞう)(国宝)といわれています。
Q2
日々の暮らしの中で大切にしていることは何?
A
食べる時間を大切にしています。料理をすること、それに合った器に盛り付けるのも好きです。そして、焼き肉のハラミが好き!好きなものは最初に食べて、最後にも食べたいタイプです(笑)。
Q3
関西でおすすめのアートスポットは?
A
大阪中之島美術館、国立国際美術館です。仏像で言えば大阪府藤井寺市の葛井寺(ふじいでら)の千手観音様は素晴らしいです。実際に1041本の手がある仏像で、毎月18日にご開帳されています。
Q4
アートの興味の幅を広げるにはどうしたらいいでしょうか?
A
作家がどう感じてこの作品をつくったのかに思いを馳せることが大事だと考えています。美術館では全部を網羅して見る必要はなく、自分の心が求めている1作品に出会えれば、それで十分価値があると思います。
ワークショップアルコールインクアート
午後からはアーティストのkana.さんを講師に、
アルコールインクアートのワークショップが
開かれました。
アルコールインクアートはアルコールインクを
アクリル板に落とし、ストローで吹き付けて
絵を描く方法です。
色あいが美しく、インクの広がり方は
吹き付ける息によって変わり、
意図としない絵柄が表れるのも魅力です。
できあがったアクリル板はランタンに貼り付け、世界に1つだけのランタンが完成。ご自宅での照明を兼ねたオリジナルのアート作品をお持ち帰りいただきました。ご参加のみなさまからは、「息の吹き方が難しかったけど、楽しかった」「初めての経験で面白かった」などの感想をいただきました。
Topics
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CIELIA SALON
OSAKA UMEDA
LIFE DESIGN MUSEUM
INFORMATION
開館時間/10:00~18:00
定休日/火・水・木曜日(祝日を含む)
※年末年始などの大型連休時には、開館時間や定休日を変更する場合がございます。ご来場前に必ず物件ホームページをご確認ください。